<求職者支援制度>職業訓練講座4分の1が中止に

昨年10月に始まり、失業者が無料で職業訓練を受けられ生活費などの手当も支給される国の「求職者支援制度」で、計画された職業訓練9324講座のうち、4分の1以上の講座が今年7月末までに中止になったことが分かった。希望者が少なく、訓練を実施する側の負担増となることなどが主な理由。しかし、一方的な中止で受講予定者が不利益を被るケースも出ており、厚生労働省は「制度1年を機に改善を図りたい」としている。(毎日新聞)

Yahoo!トピックスより引用
うーん、思った以上に悲惨ですね、いい制度なのに。

希望者が少ないというより、制度自体知られていない可能性もあるかと。

 

ニュース全文をお読みいただけばお分かりになりますが、IT関連の訓練に応募した63歳の男性が、(欠席が認められていないため)仕事を入れずに応募したところ、

「応募者が少なかったので講座を中止します」

ということで、仕事をいれられなかった分を保証しろ!という裁判沙汰にまでなっています。

 

まぁ、裁判沙汰にもなりますよね。^^;

 

確かに講座は制約が厳しく、受講者はそれなりにマジメに取り組まなければなりません。

失業保険に入っていなくとも、訓練を受けてお金ももらえるのですからそれなりに成約は設けないといけないです。

 

が、かたや実施側は簡単に訓練を中止できるというのはバランス悪いですねー・・・。

 

本当はジョブカード制度のように、実際にOJTで働いてお給料をもらいながら技能を身につける方式のほうがよいのでは、とも思います。

 

ジョブカード制度を「失業保険が無くても受けられる」というように制度を改正してしまえば、企業側は補填で(訓練中の)人件費は安くなりますし、働いているほうもお給料をもらえるので双方にとってもいいような気がするのですが。

 

なんてわけには行きませんかね?

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