扶養に入ると失業給付はうけられない?
実は逆で、失業給付を受けると扶養には入れないというのが正解です。
一般的には、失業保険を受給中には健康保険の扶養にはいることはできず、その間は国民健康保険に入らなければいけなくなります。でも、実はそれは基本日額が『ある程度の額以上ある場合』に限るのです。
現在であれば年収(予測)が130万未満であれば扶養に入ってもかまいません。
単純に130万を1年(360日計算)で割ると3,611.1111・・・円となりますが、ここが分かれ目で、基本日額が3,611円以下であれば扶養になってもOK、3,612円以上だとアウトということになります。
国民健康保険もそこそこ高いので、基本日額が3,611円以下の場合はいそいそと扶養にいれてもらいましょう。
細かいことを書きますと、「失業保険受給中」は扶養に入ることができませんので、
・待期期間中
・給付制限期間中
は扶養に入ることが可能です。
と言っても、無理に扶養に入らずに素直に失業保険を受給して国保と年金を払ったほうが手元に残るキャッシュが多いことが往々にしてありますので、
・もらえる失業保険の額
・払う社会保険(国民健康保険・国民年金)の額
を差し引きして計算した上でどうするか決めないと泣きを見ることになりますよ。