雇用(失業)保険の重要性
雇用保険に加入していたにもかかわらず、退職後すぐにハローワークに行かない方が、なぜか多くいらっしゃいます。
完璧に「もう絶対働かない」ということであれば話は別ですが、仕事を探している方の中にも大勢いらっしゃるようです。
退職後、 「ハローワークに行かない」というのは、何十万ものお金を捨てるのと同じことになる場合が多々あるのですが、生命保険や税金以上にその仕組みや内容について関心がないからでしょうか。
退職、転職時にハローワークに行くというのは、ある意味労働者の義務に近いものがあるのですが(入社時は会社が代わりにやってくれているだけです)、その重要さに気づかないのは大変に惜しいことです。
もちろん、労働することは何よりも大事ですので、あらかじめ再就職先を見つけてから退職というのが一番望ましいことは言うまでもありません。
ただしそれは、雇用保険に継続して加入するための手続きが、別途会社とハローワークの間で行われているということなのです。
もちろん、雇用保険も「保険」ですので、「保険」に頼らず仕事に就けることはありがたいことですし、大変重要なことなのですが、対応を間違えると「いざ」というときにせっかくかけた保険が台無しになってしまいます。
ともすると、「働かない方がお金が多くもらえた」ということが往々にしてあります。
また、就業を支援するために、働きはじめることによって別途支給されるべき手当を、「手続きを忘れたがためにもらい損ねる」ということもあります。
生命保険や損害保険であれば、病気や事故のときに「保険かけてるけど給付はいらない」という人はあまりいらっしゃらないと思います。
生命保険などでは、よく「保険に入ってるけどよく分からずお金を払っている」という方がいらっしゃいますが、雇用保険はそれ以上にみなさん意識されていらっしゃらないようです。
当サイトでは、失業保険(雇用保険)について種々お伝えしてまいりますが、手遅れになる前に当サイトをご覧いただけることを祈るばかりです。
そして豊かな失業ライフをあなたに。